待つことの大切さ

アフィリエイターにとって一番大切なことは続けることだが、待つということもまた大切である。

『待つって何を待つのか?』

例えばSEO、サイトを作って記事もたくさん書いたのにサイトが上位表示されない。そんな時は最低限の更新だけして放ったらかしておくといつの間にか検索順位が上がっていたりする。

あるいはサイトの構造、タイトルを変えたり広告を減らしてみたら順位が上がるんじゃないかと試してみたけど、一週間経っても変化がないので元に戻した。その状態で一ヶ月放っておいたら順位が上がったかもしれない。

つまり、基本的に人間はせっかちでグーグルロボットはのんびり屋なのだ

実際にはグーグルロボットは毎日何億と更新されるウェブの世界を駆けまわっているのだから決してのんびり屋ではないだろうけれど、サイトの評価が変化するまでにかなり時間がかかるのは確かなことだ。

でもだからこそ、サイトを作るってことは非常に重要な事なのだ。

とりあえず適当に作ってみて、それですぐには人が来なくても、サイトはずっとそこにあってある日突然アフィリエイト報酬を稼いできたりする。

 

体験談を一つしよう。昔、サイトの量産こそが安定したアフィリエイターになるための正しい道程だと思っていた頃、僕は無料ブログに片っ端から登録しまくり、100を超える様々なブログを作った。

しかし、作ったはいいがそんな数のブログを更新し続けられるわけもなく、いつしかログインIDさえ忘れて完全に放置してしまうことになったわけだ。

それから多分一年くらい経ってから、ASPの報酬画面に自分がメインでやってるサイトには貼ってない広告で報酬が上がっているのを見つけた。

その広告を貼ったブログを必死で思い出して、さらにログインIDとパスワードも必死で探して(この量産の時、フリーメールアドレスも大量に取得していたので本当に大変だった)、そうしてようやく辿り着いたブログにアクセス解析を入れてみるとなんと日に500のユニークアクセスがあった。

慌ててサイトを更新して広告も色々貼り直したら、無料ブログのくせに月5万くらいを稼げるブログになったのだ。

この時心から思ったね。『どんなに適当に作ったブログでも、URLとログインIDとパスワードは覚えておこう』と。

 

まあ、そんなわけでサイトを作ったら更新することも大切だが、あまりにアクセスが無いようなら放っておくことも大切だ。

その間にまた別のサイトを作って、そのサイトはアクセス解析だけチェックするようにすればいい。

いつの間にか、放っておいたサイトにアクセスが集まりだしてアフィリエイト収入が入ってくると、本当に『アフィリエイターにとってサイトとは財産だ』ということが実感できるだろう。

 

 

 

おまけ
程々の更新ってどのくらいなのか、あくまで自分の体験として感じた更新頻度とSEO的評価の目安を書いてみる。

・毎日更新
素晴らしい。非常に活発なサイトである。SEO的にプラスの点数が与えられる。ただ、2日に一度の更新でも多分それほど変わりはない。

・週一更新
よく更新されている。サイトを訪れたユーザーにとって価値ある情報を提供できていると言えるだろう。SEO的にはプラスの点数が与えられる。

・二週間に一度の更新
とりあえず更新されている。日記やニュースなど速報性のないサイトであればこの程度の更新で十分。SEO的にはかろうじてプラス。

・月イチ更新
最低限の更新はなされている。SEO的にはマイナスの評価を与えられそうになったところでまた戻るといった所。

・3ヶ月毎に更新
あまり更新されていない。SEO的な評価はマイナス。

・3ヶ月以上更新されてない
更新がされないサイト。SEO的には当然かなりのマイナス。

とまあ、こんな感じ。更新がされないサイトはかなりのマイナスと書いたが、それらのサイトが上位表示されないわけでは決して無い

例えばそのサイトの持ち点が200点だとすると、更新されないことでマイナス100点されたりするが、それ以上下がることはないので、ライバルサイトが99点以下なら当然検索順位一位になることも可能。

放置している間にサイトの評価が上がったりするため、上に書いた体験談のようなことも起きる。

ただまあ、一度評価を下げられると元に戻るためにはまたしばらく待たなくてはいけないので、月イチ更新程度を最低限として心掛けたほうが無難だろう。