多くのサイトにとってテキストはサイトのメインコンテツである。
今日は、そのメインであるところのテキストの書き方について紹介しよう。
ちなみに、なんでこの記事が初心者向けアフィリエイトのカテゴリにないかというと、一つは初心者には難しすぎるから。もう一つは、最初は別に上手にテキストが書けなくとも問題ないからである。
前にも書いたが、アフィリエイト初心者にとっては、まず文字を書くということが難しい。その上さらに『アフィリエイトを意識した記事を書け』なんて言ったら、投げ出す可能性が増えるだけだ。
そしてSEO的な観点から見ると、グーグルはプログラムを走らせてサイトの中身を把握しているのだから、『この文章はうまい』とか『全米が泣ける』とかそんな風に人間的な視点でテキストを評価してはいない。コピペの有無や、機械で作った文章ではないかはチェックしているそうだが。
つまり、とりあえず人がサイトにやってくるところまではそこまでテキストを意識することは無いということだ。
アクセスが十分にあるのに商品が全然売れないようなら、その時になって初めて『自分はこの文章を読んで商品が買いたくなるだろうか?』と考えて文章を見直してみるといいだろう。もっとも、稼げるキーワードの記事でも書いた通り、キーワードを精査して質の良いアクセスを呼び込めばそれだけでも商品は売れるのも確かだ。
前置きが長くなったが記事の書き方について。
一番重要なのは『その商品を買う側(買った側)の立場で文章を書くこと』だ。
日本人は周りのみんながそれをおすすめだと言ったら、何割かはそれを選んでしまう民族だ。なのでアフィリエイトをする人は基本的に、『周りのみんな』のポジションを意識して記事を書くべきである。
例えばゲームソフトのアフィリエイトをする場合、当然すでにそのゲームを遊んだことのあるプレイヤーとしての立場で記事を書くのが基本だ。
その場合は、簡単な雑感やネタバレを避けたプレイの中身の他に、不満点・問題点などのマイナスの情報を載せることも大切である。どのゲームもべた褒めしているだけの提灯記事などには価値がなく、レビューとして参考にならないからだ。
そして不満点を挙げるときはその後に、『こういう部分はこっちのゲームのほうが良かった』『~の点といえば、このゲームは最高だったが』という感じに別のゲームを褒めておくと良い。その不満点が気になってゲームを買わない人を別のゲームに誘導することができるからだ。
つまりゲームのデメリットを挙げて、『提灯記事ではなくきっちり辛口レビューしてますよ』とアピールしつつ、『そこが気になるならこのゲームはいかがですか?』とアフィリエイトもしっかりできるという寸法だ。
この手法はゲームに限らず、様々な商品で使えるので是非覚えておこう。
ところで、ユーザー目線で記事を書くということは記事を書く前に商品を自分で買わなくてはいけないのか?と思った人もいるだろうが、これは実は工夫次第でなんとかなることも多い。
どうやるかというと、『ある商品を買おうと思っているが、どれが一番自分に合うのかわからないので色々調べてみた』という立場、つまりサイトに訪れる人と同じく商品を買おうかどうか迷っていた人として、それぞれの商品の比較やカタログスペックからわかる評価などを書いていけばいい。
上で挙げたゲームソフトの例でいえば、『新しく発売されるゲームソフトの、事前情報から分かるゲームの内容や面白そうな点、スタッフの過去作から伺える期待度や問題点などを紹介するサイト』を作ればいい。そして、実際発売された後のレビューはコメント欄に書かれた感想を記事に移したり、ツイッターからゲームタイトルで検索したレビューを貼り付ける仕組みにしておけば、事前情報をきっちりと調べてくれるサイトで口コミレビューもあって参考になる、という評価が得られるだろう。
しかもこのサイトの場合は発売前にソフトタイトルで記事が書けるため、ライバルが少なく、SEO的にも有利なサイトが作れるわけだ。
他の工夫として、そもそも無料で登録できるタイプの商品をアフィリエイトするというのもひとつの手だ。前の記事で書いた艦これの例のように、オンラインゲームなら基本プレイ無料が多いので、実際の体験記事を無料で簡単に書くことができる。これも前に書いたがアフィリエイトネクストというASPを利用すれば、無料登録の癖に一件最高1300円もの報酬が得られる。
普通、無料登録で高額の報酬が得られる場合、登録が面倒なものが多い(資料請求や、住所・電話番号の記載と電話確認があるなど)が、DMMオンラインゲームの場合、報酬確定の条件はメールアドレスの記載だけが必要なプロフィール登録でいいので、アダルトに抵抗のない人はぜひ体験記事を書いてゲームをアフィリエイトしてみよう。
ちなみに、狙い目はスマホ系ゲーム。体験記事がほとんど出回ってない上に『スマホ+エロ+無料+ゲーム』という、ユーザーを集めやすジャンルである。
一番重要なことしか書けなかったが、今回はここまで。記事は短すぎると価値の薄いコンテンツとみなされやすいが、あまり長すぎても評価されるわけではないので、長過ぎるなら適当なところで切って分割したほうがSEO的には有利。字数的には、800文字くらいあれば評価されやすい。