キーワード選び失敗談

成功に至るための最も堅実な手法は失敗を積み重ねることだ

なんて言葉があるように、アフィリエイトにとっても成功体験・失敗経験は非常に重要である。

しかし、成功体験は自分でする必要があるが、失敗経験は他者の失敗談を聞くことである程度勉強することができるはずだ。

 

そんなわけで、昔やったキーワード選びの失敗談を一つしてみようと思う。

選んだキーワードは

『香典 相場』

香典の相場は自分と故人の立場や親しさによって香典の額が変わるため、ある程度弔辞に慣れた人でも『本当にこのくらいでいいのかな?』と調べる事が多いキーワードだ。

このキーワードでサイトを作ったのは7年ほど前だが、当時はライバルがあまりいなかったため、検索エンジンで『香典 相場』で調べると1位か2位に表示させることができ、アクセスも日に1000人程度は稼げた。

『なら成功じゃないのか?』と思うかもしれないが、実はこのサイト全く儲からなかった

まあ、ちょっと考えて見ればわかることだった。『香典 相場』というキーワードで検索をする人は

・弔問客という立場
・急いでいる
・気持ちが沈んでいる人が多い

であるわけだから、葬儀屋の広告をアフィリエイトしても意味が無いし、のんびりショッピングを楽しんでくれることもないわけだ。

この頃はまだ『Yahoo!キーワードアドバイスツール』というツールで、かなり正確に月間検索数を調べることができたため、アクセス数とライバルの数(KEI値という数値で表される)だけを参考にサイトを作った結果がこの失敗である。

 

このサイトの失敗から僕が学んだことは2つ。

キーワードを考えるの記事で紹介した、『需要と供給』を考えてキーワードを選ぶこと

・自分が作ったサイトを通して、向こう側にいるのは結局人間だということ

アクセス解析やアフィリエイト報酬額の数字ばかりを見ていると勘違いしそうになるが、お金を手に入れるということは誰かにお金を払ってもらうということである。そこをしっかり意識できていると、サイトを作る時に自分の儲けだけを考えた訪問者に嫌われるようなサイトを作ることはなくなるだろう。