アフィリエイトで成功報酬を得るためにはキーワードとセールスレターが重要である。
今日はそのキーワードについて、昔流行った手法を紹介しようと思う。
やり方は簡単で、アフィリエイトしたい商品の名前の後ろに『口コミ』とか『激安』とか『レビュー』などというキーワードをタイトルにして、無料ブログを量産するというもの。
記事そのものは精々2,3記事でしかもそのほとんどはコピペというということで、検索結果を汚すという意味ではあまりいい手段でないことはもちろんだが、重要な事はこのやり方がそこそこ流行るほどに儲かったということである。
なぜこの手法が儲かったのか?と考えると、それは『商品名+口コミ』『商品名+激安』『商品名+レビュー』などのキーワードで検索する人の多くは、商品を買うことをすでにほとんど決めているからである。
つまり、商品ページの紹介文を見て買うことをほぼ決めた後に、『誰かにちょっと背中を押してもらいたかった』『他人の同意が欲しかった』がために検索するキーワードが上で書いたようなキーワードなのだ。
こういう人はサイトの中身がコピペそのままでも『オススメですよ』と言っておけば商品を買ってくれるので、このような手法が流行ったわけだ。
ちなみにこのやり方は、グーグルにも無料ブログを提供している側にも嫌われる手法なので、現在では殆ど検索結果に出ないか、作って一ヶ月も放置しておくとブログが消されたりするので、だんだんと廃れていった。
そんなわけですでに使えない手法だが、『お金を使ってくれる人を呼びこむキーワード』を考える時の一例にはなったのではないだろうか。
ついでにメインキーワードの後につける稼げるキーワードの例を挙げておこう。
・激安(安い・最安・格安)
複数の店で売っている、割と一般的な商品キーワードの後ろにつける。ほかと比べて安い!というためにいくつかの候補を挙げて比較してみる必要性があるだろう。このキーワードはあまりに有名すぎるため、ライバルが多すぎて使いにくいこともある。
・口コミ(レビュー・感想・評価)
割とどんな商品キーワードの後ろにでも付けれる。『商品を買う前に他人の評価を見たい』という人がよく検索するのでアクセスを集められれば売れやすい。
こちらも有名なキーワードのためライバルが多いが、例えば最新の商品についてレビューしたり、人が共感できるような感想を書いたりすることで、常連(お気に入りに入れてくれるユーザー)を増やすことができれば十分に稼げる可能性がある。
・おすすめ
これも汎用性の高い補助キーワードである。このキーワードで検索する人はそれほど多くはないが、ライバルが比較的少なく、質の良いアクセスを集める効果も高い。
・効果(効果のある・成功・成功談)
ダイエットや健康食品、サプリメントなどのキーワードの後ろにつける。求められるのは具体的な効果やデメリットの有無で、メリットしか書いてない紹介文や商品サイト丸写しなどは見抜かれやすい。このキーワードで訪れた人はより良い成果を求めているので、『少し高いがこちらの商品のほうが効果があった』という感じに、別の(報酬額の高い)商品に誘導することもできる。
・~してみた
このキーワードそのもので検索されることは殆ど無い。例えば例を挙げると『第一生命の資料請求をしてみた』というタイトルを付けた場合、『第一生命 資料請求』というキーワードで検索をかけ、『第一生命の資料請求をしてみたいが、資料請求をしたら勧誘の電話が何度もかかってくるんじゃないかと不安なので、実際の体験をしてみた人に聞きたい』という人をターゲートにするわけだ。
こういう場合、検索をしてみた人はサイトのタイトルを見ながら検索結果を何ページも見てることが多いので、検索順位は低くともタイトルに気を使っておいたほうがアクセスを呼び込みやすい。
あるいは例えば『資料請求と勧誘電話』というタイトルのサイトを作り、『第一生命の資料請求をしてみた』という記事を書くという手もある。この場合は他の生命保険の資料請求についても体験談を載せ、その比較なども作ればユーザー目線で価値の高いサイトになるわけだ。
最後のキーワードなどは特に、自分で検索をかけるときの思考から生み出したキーワードである。キーワード探しに困ったときは、一度自分の検索履歴などを見直してみるといいだろう。