ASPとはなにか、と言えばアフィリエイターにとってのハローワークのようなものである。
『この商品紹介してくれたらこのくらいになりまっせ』という感じでアフィリエイトプログラムを用意してくれるので、アフィリエイターはそれらを選んで紹介していけばいいわけだ。
このページでは、初心者におすすめのASPを順番に紹介していく。
ASPはサイトを持っていないと登録できないところもあるので、本来なら先にとりあえずのサイトの作り方から行くべきかもしれないが、アフィリエイトを全く知らない人は『アフィリエイトってこんな物を紹介するんだ』という例を知るためにまず、A8.netだけ登録しておくと便利である。
一位
A8.net
無料登録・美容・ダイエット・保険・クレジット・ネットプロバイダ・ウォーターサーバなど幅広いジャンルのアフィリエイトプログラムを提供してくれるASP。まずここだけは登録して置いて間違いはない。サイト無しで登録可能、報酬支払は千円から、ゆうちょ銀行なら手数料は３０円。問題点は報酬支払が翌々月の１５日と遅いこと。
スマホ系の広告はMoba8.netという別のASPに豊富。これから先はスマホの時代なのでこちらのASPも登録必須と言っていいだろう。
二位
忍者AdMax
広告がクリックされるごとに一定の報酬が支払われる、クリック保証型のASP。クリック保証型ではグーグル・アドセンスが有名だが、規約が厳しいことでも有名なので初心者向きではない。クリック保証型の良い点はなんといっても『モチベーションが保てる』ことだ。最初は５円１０円でも稼げると嬉しくて、やる気に繋がるものなので、初めてサイトを作った時には上の方にでも一つ貼っておくといいだろう。報酬支払は５００円から、ポイント加算は翌月末。
三位
アクセストレード
A8.netと被っているプログラムも多いが、オンラインゲームの分野などはこっちのほうが豊富。片方にあってもう片方にはないプログラムもあるので、サイトを作る際は両方共チェックした方がよい。報酬支払は千円から、支払いは翌々月１５日。
四位
楽天アフィリエイト
物販系アフィリエイト。報酬率はほぼ全て商品値段の１％と大変低い。その代わりにCookieの期限が一ヶ月あるため、リンクを踏んだ人がこの期間内に楽天で買物をすれば報酬が手に入る。とりあえず貼っておけば適当にクリックされて少しずつお金が手に入る、クリック保証に似た感じの運用をされることが多いアフィリエイトプログラム。
最大の問題点は楽天バンクに登録してないと最高でも月に３０００円分の楽天ポイントしか受け取れないということ。もし口座開設が無理ならここで稼ぐのは諦めたほうがいいだろう。
初心者向けではないASP
初心者にはおすすめできないが慣れてきたら登録してみるのも良いASPの紹介
インフォトップ
報酬額が一件一万円を超えるものも少ないくない情報商材アフィリエイトプログラム。その高額報酬につられて初心者が手を出しがちだが、値段が高く勝つ必需品でもない情報商材を扱っているため売れにくく、かつ詐欺まがいの商品も多いため精神衛生上もあまり良くない。ただ、自分が使っていて便利なものくらいはおすすめしても問題ない。
他の記事でも書くが、このサイトでオススメする情報商材は賢威などテンプレート系やツール系のみで、アフィリエイトでの儲け方などのメソッド系商材は紹介するつもりはない。
Amazon
知名度的には一番かも知れないが、儲かるかというとそうでもない。報酬率が３～７％程度と低く、Cookieが一日しか効かないため、楽天とは違いある程度購買意欲をそそらせるテキストをかけないといけない。
また楽天における一度の平均買い物額は７０００円程度だが、Amazonは３０００円程度しかないため頑張って誘導した割にはあまり儲からないことも多い。とはいえ、本・DVD・ゲームの分野でアフィリエイトをするならやはりここを使うのが一番であることは間違いない。
グーグル・アドセンス
上にも書いた通り、クリック保証型アフィリエイトの分野では最も有名なASP。クリック報酬が他に比べて非常に高いが、その高報酬をたたき出すために『価値の無いクリック』を大量生産するサイトには低価格フィルターをかけたりもする。要するに報酬額を上げたければ、物販系サイトを作るときのように『リンク先でお金を使ってくれるようなお客を呼べるサイトを作れ』ということ。
規約にも厳しく、『広告付近のテキストや画像がクリックを誘引する場合』や『価値の薄いコンテンツに広告を張っている場合』（最近特にこれがやばい）、『薬事法に引っかかるようなコンテンツに広告を張っている場合』（美容・健康系サイトに多い）など警告やアカウント抹消になるので、初心者にはおすすめしない。特にアカウント削除は本当にモチベーションが落ちる上に、同じ人物がもう一度アカウントを取り直すことはできないので、ある程度のコンテンツが作れるようになった後の登録を勧める。
次の記事ではいよいよアフィリエイトにおいてもっとも重要な『キーワード』について考え方を紹介する。
