キーワードを考える

とりあえずこの記事が、アフィリエイト初心者向けの記事の中で最も重要な事を書いてあるのでよく読んで欲しい。

キーワードと言うのはわかりやすく言えば、サイトのタイトルであり、サイトのテーマであり、そして『サイトを訪れる人が検索エンジンに打ち込む単語』である。

例えば、アフィリエイトのテーマとしてダイエットは一大ジャンルであり、アクセスさえ呼び込めるなら儲けやすいと言われている。じゃあ『ダイエット』という単語でサイトを作ればいいのか?というともちろんそうではない。

ダイエットなんてサイト名はどこにでもありふれているため、検索順位の上位は大手サイトが占めている。こんなところに個人で作ったサイトは表示すらされないため人が来ることもない。

じゃあどうすればいいのか?

一つはもっと細分化されたキーワードを選ぶこと。例えば『おなか ダイエット』というキーワードならそれなりにライバルも少なくなるし、人を呼ぶこともできるかもしれない。

もう一つは、あえて検索数が多いキーワードを捨ててツイッターなどで評判を集めて人を呼ぶ方法。例えば『このおなかがヤバイ 2014』というダイエットサイトがあったらちょっと行きたくなる人もいるだろう。

前者を選ぶなら一番に考えなければいけないことは需要供給である。

需要というのはそのキーワードを検索する人が実際にいるかどうか、という点。最近はこれを調べられるツールも減ったが、グーグルアドワーズに登録することで使えるキーワードプランナーは、大体の検索数を知ることができる(日本語のキーワード検索の殆どはグーグルを使っているため)ので、是非活用したい。

もちろん、需要があるキーワードはライバルも多いため、ライバル数とのバランスも重要である。

供給というのは、そのキーワードで集めた人から報酬を得るためのアフィリエイトプログラムが十分にあるかということ。ネタ系のキーワードなどには、人は集まるけどその人に紹介する商品はない、ということも珍しくない。また、『集めた人の興味とかけ離れた商品のバナーを多量に貼るだけ』というアフィリエイトは、過剰な広告によって訪問者の気分を害するだけで報酬率は極めて悪いので、キーワードを選ぶ際は供給についてよく調べてから決めるべきである。

何件くらい検索されているキーワードならよいか?ライバルはどの程度なら良いか?なんて問いには当然正解など無い。ライバルが何件いても自分のサイトがトップになれるなら問題ないわけだし、日に50人しか人の来ないサイトでもキーワードによっては月数万円を稼ぐこともできる。

 

後者を選んだ場合に重要な事は、検索エンジンでは検索されにくいキーワードでどうやって評判を集めるか、ということである。

例に上げた『このおなかがヤバイ 2014』のサイトの場合、実は『おなか ヤバイ』というキーワードで多少のアクセスが入ってくることが予想される。

このキーワードで検索した人の気持ちを考えると、求められるものは『自分よりも更にやばいお腹の写真』だろう。そういった写真を見てお客さんは『ああ、自分はまたイケる』なんて思い込むわけだ。さらにその写真が衝撃的なものであればツイッターなんかでつぶやいてくれる可能性も高まる。そうやって人気サイトをつくり上げることに成功すれば、あとはアフィリエイトプログラムを紹介するだけである程度の収入が確保できるわけである。

つまりこの方法では、『人を引き寄せるキーワード』『若干のキーワード需要』『呼び寄せた人を満足させるコンテンツ』が必要となる。

ちなみに当サイト『ニートはネットで仕事しろ!』も後者の考え方で作られたサイトである。

 

キーワードはアフィリエイトを行う中でもっとも重要な要素なので、この記事はあまり初心者向けでないことまで書いたが、初心者はそこまで深く考える必要はない。むしろ深く考えるよりはとりあえず作ってみたほうがずっとためになるだろう。

そんなわけで次の記事では簡単なキーワード選定法と具体的なサイトの作り方を紹介する。

→まずはサイトを作ってみる

キーワード プランナー