アフィリエイトは本当に稼ぐことができるのか?
これは今からアフィリエイトを始めようとする人、あるいはアフィリエイトを始めたけどまだ稼げていない人が毎日のように疑問に思うことだ。
そこでアフィリエイトに関する(おそらく)身近な成功談を一つ提供しよう。
まあ、多分知らない人はいないだろうゲーム、艦隊これくしょん、通称『艦これ』の話だ。
艦これといえば、2013年に大ブレークしたブラウザゲームだが、実は開始当初のプレイ人数はたいして多くなかった。
その時期にプレイして、艦娘の大破画像を収集し、サイトで公開すれば訪問者はもちろんうなぎ登りである。
そしてなんと、これが一番驚くと思うのだが『DMMのオンラインゲームのアフィリエイト報酬は登録者一人につき700円』である。
6月末までの登録者はせいぜい10万人弱、現在の登録者は170万人を突破している。
この内の0.1%でも自分のサイトから登録させることができれば1700✕700円でなんと119万円にもなるのだ。
まあ、実際には新規登録停止の期間が長すぎるため、ここまでは稼げなかったがそれでも艦これだけで60万くらいは稼げたと思う。
ちなみにDMMアダルトのオンラインゲームの中には一件の登録報酬が1270円もするゲームもある(※ただしDMMアフィリエイトではなく、アフィリエイトネクストという別のASP経由で紹介する必要がある)。
なんでこんなに報酬がいいかというと、DMMのオンラインゲームは登録者のほとんどが大人のため、非常に課金率が高いからである。
つまりこの場合、サイトに訪問したユーザーは欲しかった情報(大破画像)を得られて、そのユーザーを新規登録に誘導したことで僕はアフィリエイト報酬を得られて、DMMは課金率の高い顧客を得られたわけだ。
こんな風に多くの人が求めているものをサイトに載せれば人は来るし、正しい顧客(この場合は艦これに興味のあるユーザー)をサイトに呼び込めれば後は簡単な誘導で報酬を得ることができるのがアフィリエイトである。
『艦これは無料登録だからこんなに簡単だっただけで、商品を買わせるとなるともっと難しい』
とこんなふうに考える人もいるかもしれない。しかし、多くの場合はそうではなかったりする。
例えばネットで売れやすいものとして、よく例に出されるのは水と米である。理由は簡単、重いからだ。
そしてこれらの商品は『購入することは最初から決まっている』のだ。購入予定者が知りたいのはその商品の質や価格であり、いくつかの商品についてそれらを提示すれば、多くの人はその中から一つを選んで買うわけだ。
あるいは、ヘッドフォンを探している人を音質、値段、付け心地、耐久性などの比較を載せたサイトに呼び込めば、これもそこそこの確率で商品を買ってくれる。
他にも例えば、書籍についてそこそこ的確なレビューを載せたサイトを作り、そこにおすすめの本をアマゾンのアフィリエイト付きで貼っておけば、『月に何冊か本を買って読むような人』ならそのままアマゾンでポチってくれるわけだ。
大切なのは目標達成(アフィリエイト報酬を得る)のために最適な顧客をサイトに呼びこむことである。
そういう意味では2ちゃんねるまとめサイトなどは、訪問者が欲しがるものはまとめ記事であり、紹介していた商品はそれとはほとんど関係のないものだったわけで、アフィリエイトサイトとしては三流もいいところなわけだ(実際アクセスユーザーに対する報酬率は恐ろしく悪い)。
さて、この記事を読んでアフィリエイトで稼げるかもと思った人は、次からの記事で具体的なアフィリエイトサイトの作り方を見ていって欲しい。